◆ お知らせ・イベント情報:
2/24開催 『方眼ノート1Dayベーシック講座』
「人は何のために生きるのか?」
というテーマでの、実践経営者道場大和(旧盛和塾大阪)の新年例会に参加しました。
登壇されたのは、高野山大学の松永潤慶副学長。
稲盛和夫氏の哲学と、密教の教えを結びつけたテーマは、
お寺で生まれ育った私にとって、
これまでの学びを深める貴重な機会となりました。
仕事とプライベートのバランスをとりながら
【自分も子どもも大切に理想の人生を叶えたい】 方に!
6,000人指導経験と脳科学・心理学・算命学を通して、あり方から整え
自分らしく幸せに稼ぐサポートをする
『ビジネスライフ・コンサルタント』今井知加
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◆稲盛哲学と密教がつながる瞬間
私は、2018年に盛和塾と出逢い、2019年に入塾。
盛和塾解散後もずっと、後継塾にて、稲盛哲学を学び続けていますが…
今回の講演は、特に、私にとって、新しい気づきがありました。
↑2019年、最後の盛和塾世界大会at横浜に参加した時の記事
というのも、実は、生まれ育った実家のお寺は、真言宗高野山派。
教員との兼業住職の父は、現在、高野山大学の教授ということもあり、
真言宗(密教)は、幼いころからずっと、慣れ親しんでるんですよね。
とはいえ、京セラ・稲盛和夫氏の哲学と、真言密教を
結びつけて考えたことは、ありませんでした。
それが、今回の松永副学長の講演で、
密教の教えと稲盛哲学は、深く通じ合っていることを知り、
なんだか自分の中で、すーっと、繋がったんです。
◆「人は何のために生きるのか?」に向き合う
講演の中心テーマである「人は何のために生きるのか?」という問い。
松永副学長のお話の中で心に強く響いたのは、
「世のため、人のために生きる」=「自利利他」という稲盛哲学での教えが、
そしてそれが密教との共通点であるということでした。

ここでいう自利とは、「自分の利益」ではなく、
世のため人のために、「自分のできることを増やす」という意味です。
真言密教で説かれる「大慾清浄」に通じるように、
志を清らかに高めていくことこそが、
稲盛哲学における「自利」の考え方と一致します。
そして、その「自利」によって成長した力を、「利他」。
つまり、他者のために使うことで、
世のため人のために尽くす行動が可能になるのだ と改めて気づかされました。
***
例えば、2010年、民主党政権のもとで、稲盛和夫氏が
日本航空(JAL)の再建に携わったことは、
「自利利他の精神」が具体的に現れたものです。
↑昨年、JALの元副社長・藤田直志さんをお呼びしての、盛経塾大和の特別例会を、日航ホテル奈良で開催した時の記事
当時、多額の負債を抱えたJALは倒産し、再生の見通しも立たない厳しい状況にあった中、
稲盛塾長は「社員とその家族、ひいては日本経済を守りたい」という利他的な思いで、
自ら、無報酬という条件で、再建に尽力されました。
その過程で重要視されたのが、稲盛哲学のベースとなる
「心を高める経営伸ばす」や
「全従業員の幸せを追求する」という理念です。
従業員一人ひとりが成長し、自分のできることを増やすことで、
JALは再び世界でも有数の優良企業として復活を遂げました。
この奇跡的な再建は、自利と利他が見事につながった成功例だと思います。
◆「あり方」の学びは、続けてこそ
今回の講演を通じて、私の中で、道筋がつながりました。
密教の教えでもある「利他」と、稲盛哲学における「世のため人のため」という精神。
これらは別のものではなく、共通する「考え方」を持っています。
自分の力を高め、できることを増やす。
そして、それを利他的な目的のために使うこと。
「あり方」の学びは、継続してこそ。
稲盛哲学の「実践」から学ぶ、その重要性を改めて感じ、
わたし自身も、さらに「学び」を続けていきたいし、
自分の「成長」を通して、もっともっと、
社会に貢献していきたいなと思います。

松永潤慶副学長と、実践経営者道場大和(大阪塾)の運営の皆様、
そして、奈良の盛経塾大和3代表と。ちゃっかり、副学長の横をゲットしてますw
「人は何のために生きるのか?」という問いは、
日常の中で忘れがちだえど、根本的なテーマです。
こんな風に、学びの時間を通して、改めて考えることで、
自分の「生き方」や「行動」に意識できるんだなと、感じます(^^♪
↓ 2025年 3月22日(日)今年の特別例会は、
日本理化学工業株式会社の大山社長のご講演です。
従業員の7割以上が、知的障がい者という中で、
誰もが働く幸せを感じる会社として、「考え方」から仕組みを作られている
大山社長のお話は、今から楽しみにしています^^
◇ 全国、書店で発売中~! ◇