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チームの監督が変わったとたんに、◎連勝！　
って聞いて、、皆さんは、誰がスゴイ！ って思いますか？？


先週は、元阪神タイガースの矢野燿大監督と、
監督のイメージトレーニングのご師匠・尾崎里美さんの
対談講演会に、参加してきました。




わたし、野球がとっても詳しいわけでもないですが、
一応、まとめておくと…

・矢野監督：昨年まで４年間、阪神の監督（４年間、リーグ優勝ならず）
・今年から、岡田監督になった阪神は、今、絶好調（現在１位）


監督が変わったとたんに、絶好調の阪神タイガースに、
「さすが、岡田監督」と、メディアが盛り上がる中、

矢野監督が、どんな想いで人を育ててきたのか？
どういうお人柄なのか？を、講演会で伺いました。

もうね、、矢野さん、めっちゃよかったです！
こういう「考え方」をベースに、子どもやコンサル生に関わり続ければ、
みんな幸せに成長していくだろうって。

今日は、講演会での気づきや、思ったことなどを綴りますね(^^♪

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◆すぐに『成果』を出す… あの人はスゴイのか？

講演会の内容は、詳しくは書けないので、
話を聞いて、自分自身におきかえて感じたことなど、書きますね。

冒頭の質問でいうと・・・
大前提として、一番すごいのは、選手のみんなです。
それは、分かったうえで…

今の阪神の成果は、矢野監督が指導してきた結果が、
たまたま、今、岡田監督のもとで出ただけ。とわたしは捉えています。


矢野監督のお話を伺って、
監督のあり方や、お人柄にふれて、改めて、おもったのは…

① 成果は、すぐにでるものではない。
　でも、今やってることは必ず「先に花が咲く」と思って関わる事

② 成果より、人間性のほうが、大事にしたい





実際、今、絶好調の選手って、去年は２軍にいた方もいて、
２軍は過去に、矢野監督が優勝に導いたそうです。

人を育てるのには、３年かかる

というのは、野球界でも常識なようなので、
メディアが現監督を持ち上げる中、ご本人は、前監督にとても感謝されてるんだろうなと思います。




 

◆『成果』よりも…大切なこと

「お客様のお声」って、ありますよね？
過去のお客様の事例が、次の新規獲得・集客につながる。

そんなとき、どうしても、映えるお声？ にしたくて？
「お客様のお声」の一部だけを切り取って、発信する方法って、あるんですよね。


例えば、Ａさんが、Ｂさんのクライアントさんとして、ご自身の変化を伝えたときに、
Ｂさんに 事実と少し違った切り取り方をされれば、
Ａさんは、どう思うでしょうか？

Ｂさんは、その事例で、一時的な新規獲得に繋がるかもしれませんが、
新規より大切な、リピートや紹介って、あざといあり方や
テクニックよりも、お人柄や人間性が大切だと、わたしは考えます。





誤解がないように書くと、矢野監督は、決して、
現監督を悪くは言ってませんし、絶好調な阪神をとても喜んでらした。

ただ、お二人は、きっと
「大切にしていること」（価値観やエネルギー）が違うんだろうなって、話を聞いていて、思ったんです。

矢野監督は、「勝つため」だけの野球の指導はしない。
いかに、ファンに喜んでもらうか？そして、
将来、選手たちが、野球ができなくなったときにも活かせる
「考え方」や「本質」を伝えているんだなって。

愛あふれるひとだと、感じました。

こういうのって、すぐに成果がでるものではないと、わかっていながらも、
長い目で見て、本当に相手のためになる「指導」をされている。

そんな、監督の「あり方」に、
わたしの大切にしている「価値観」がとても共鳴して感動したし、
そういう「人間力」のある人を、とても尊敬しています。


「成果」より、「プロセス」が大事。

と、わたしは、思うんです。

「売上げを上げる」ためだけのコンサルはしたくない。
これさえやれば、「成果が出るよ！」。 こういうのって、一時的には、結果が出るでしょう。
でも、その「やり方」は、時代とともに必ず、通用しなくなり、
それを受け取った相手は、いずれ、自信がなくなっていく姿を見てきました。

だから、わたしは、「成果を出すやり方」ではなく、
成果を出すために必要な「考え方」や「本質」を、細かく伝えるスタンスでいます。

いつ、何があっても、自分で「考えられる人」に育てたい。

わたしが、「あり方」や「考え方」をお伝えする理由は、それです。




 

◆なんのために、「人間性」を高める？

子育てに置き換えてみたら、皆さん、どうですか？

ただ、"受験に合格するためだけの指導をしてくれる塾" を選ぶのか、
"人として大切なことを含めて学ばせてくれる塾" を選ぶのか。

もちろん、正解はないけれど、わたしは、後者。

もっとも、「受験に合格するため」に、人間性を高めたほうがいいよ。
なんて、わが子に、言わないですよね。
人に好かれ、幸せになってほしいから、人間性を高めてほしいんです。





とはいえ、人として大切な「あり方」をお伝えしていると、勘違いしちゃう人もいて、
売上を上げるために、人間性を高めようという人が、少なからずいます。

そんな風に、成果を追い求めるあまり、次第に「人間性」が落ちていく人をみていると
なんだか、とっても、悲しくなるときがあるんです。


例えば、
お申込みに繋がるから、こういう「あり方」でいる　とか
売上をあげるために、「人間力」をあげる。とか。
さらに、相手がお客様になるかどうかで、「人」を選んで、あり方を変える人もいる。

あざといという言葉があってるのか分からないけど、これは、あり方的な「やり方」ですね。

それは、まるで、
「先生の前では、こんなあり方でいたら、内申点もらえるよ」
と、子どもに教えることに近いかもしれない。

わたしは、そういうこと、子どもには伝えたいとは思わないです。




「一事が万事。」
と、６年前、最初の師匠に教わりました。

お客様では "ない" 人との関わりや、あり方こそが、
その人の本質だし、「人間力」って、そういうところに現れるよ、と。

だからこそ、売上に繋がるからという損得勘定で、哲学は、学ぶものではないと思うし、
お伝えする側としても、そういう風にとられたらとても悲しいし、
伝え方を意識していきたいな。と、改めて思ったのでした。

そして、いつか、気づくときが来るだろうと、相手の可能性を信じることが大切ですね。





実は、直近で、こんな相談をいただいたんです。
「お客様に、成果が出せていない気がする」
「そんな自分に、自信がなくなる」

わたしも、昔はそんな風に思ったことありました。
この相談に、講演会での矢野監督のお話をしました。

そもそも、「お客様に成果がでない」って悩めることって、とても素晴らしいと思う。
だからといって、自分を責めるのではなく、
こうした「考え方」でいるといいよ。という視点を、２つほど、手渡しました。


来週18日は、久々の、10minFMインストラクター養成講座です。

人を育てるという立場って、その人の「考え方」の影響って大きいと思う。
講演会での気づきや学びを、活かしていきたいと思います(^^♪

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